こんにちは、「宅飲みコーヒー」管理人のとむ(@takunomi_coffee)です。
自宅で美味しいコーヒーを楽しむための情報を発信しています。
今回は、僕が実際に購入して5年以上使った山善の温調電気ケトル「YKG-C800」をレビューします。
結論からいうと、
ハンドドリップ用として買ってよかった電気ケトルです。
特に気に入ったのが、
- 1℃単位で温度を設定できる
- 沸騰させて冷めるまで待たなくていい
- 細口で湯量をコントロールしやすい
- 保温できる
- 0.8Lなので1〜数杯のドリップに使いやすい
というところ。
僕はそれまで、
ティファールで沸騰
↓
別のケトルへ移す
↓
温度計を見る
↓
適温まで下がるのを待つ
という使い方をしていました。
山善へ替えてから、この工程がかなりシンプルになりました。
良かった
・温度を指定して沸かせる
・細口で注ぎやすい
・片手でも安定しやすい
・保温が便利
・0.8Lで普段のドリップには十分
気になった
・大量のお湯には向かない
・直火では使えない
・使用直後はフタや蒸気に注意
・僕が使ったYKG-C800は現在旧モデル
なお、僕が使用しているのは旧モデルYKG-C800です。
現在は後継モデルのEKG-C801が販売されています。
後継モデルについても後半で違いを解説します。
▶ 山善の現行温調ケトル EKG-C801を確認する
山善YKG-C800を購入した理由
僕が山善を選んだ理由は大きく3つです。
①温度調節ができる
②保温できる
③ハンドドリップ向けの細口ノズル
でした。
購入前に一番面倒だったのが、
コーヒー用のお湯を作ること。
ティファールで一度沸騰させて、
別のケトルに移し、
温度計を見ながら下がるのを待っていました。
毎日のことなので、これが地味に面倒。
そこで、
最初から狙った温度まで温められるケトルが欲しい
と思って購入したのが山善でした。
僕が使っているYKG-C800の基本仕様
僕が購入したYKG-C800は、0.8Lの温度調節付き電気ケトルです。
| 項目 | YKG-C800 |
|---|---|
| 容量 | 0.8L |
| 温度設定 | 60〜100℃ |
| 温度調節 | 1℃単位 |
| 保温 | あり |
| ノズル | 細口 |
| 本体サイズ | 約 幅28.5×奥行19×高さ24cm |
| 重量 | 約0.98kg |
※YKG-C800は旧モデルです。
現在は後継のEKG-C801が販売されています。
現在は後継モデル「EKG-C801」になっている
僕がレビューしているYKG-C800は現在の旧型。
後継モデルは、
EKG-C801
です。
大きな変更点は、
旧YKG-C800
温度設定:60〜100℃
↓
現行EKG-C801
温度設定:50〜100℃
さらに、
フタが取り外しやすく改良
されています。
容量は0.8L、1℃単位の温度設定、保温、細口ノズルといった特徴は引き継がれています。
そのためこの記事の使用感は、
現行モデルを検討している人にも参考になる部分が多い
と思います。
ただし僕自身が実際に半年使ったのはYKG-C800なので、EKG-C801の使用感まで実体験として断定はしません。
【CTA】
▶ 後継モデル EKG-C801の現在価格を確認する
実際に半年使って感じたメリット
ここからはカタログスペックではなく、
実際に使った感想
です。
僕が特に良かったと思ったのは4つ。
①狙った温度へ直接設定できる
これが一番大きかったです。
以前は、
水
↓
沸騰
↓
別のケトルへ
↓
温度が下がるまで待つ
でした。
山善なら、
水
↓
温度を設定
↓
設定温度まで加熱
で済みます。
コーヒーを毎日淹れる人ほど、この違いは大きいと思います。
コーヒーは85℃じゃないとダメ?
よくあるコーヒー記事では、「コーヒーは85℃で淹れる必要がある」
という書き方をしていました。
僕の意見は違います。
コーヒーの適温は85℃固定ではありません。
- 焙煎度
- 豆
- 挽き目
- レシピ
- 好み
によって変わります。
むしろ温度調節ケトルのメリットは、
85℃、90℃、93℃など自分で試せること
です。
「今日は少し低め」
「浅煎りだから高め」
という使い分けができます。
②細口ノズルがかなり注ぎやすい
ここは5年使ってかなり気に入ったポイント。
山善は細口ノズルなので、
細い湯柱を作りやすい
です。
以前使っていたケトルより、
注ぐ場所と湯量を調整しやすくなりました。
実際、購入当時Xにも投稿しています。
【既存X投稿をそのまま使用】
YAMAZEN DRIP KETTLE DEBUT CLIP
今までのケトルは何だったのか…と思うくらい注ぎ心地がイイ。。
注ぎ口が細いから少し傾け過ぎても湯柱が太くなりにくい。
この感想は半年使っても大きく変わりませんでした。
ノズルが低い位置にあるのも使いやすい
注ぎ口につながる部分が本体下側にあるため、
残り湯が少なくなっても注ぎやすいと感じました。
800mlという容量ですが、
普段の1〜数杯程度なら不満はありませんでした。
③片手で注いでも安定しやすい
個人的にかなり好きなのがハンドル。
親指を置きやすく、
ケトルを傾けた状態でもホールドしやすいです。
ハンドドリップでは、
ケトルを持ったまま数十秒〜数分コントロール
することがあります。
そのため、
単純なデザイン以上に、
持ったときの安定感
は重要です。
Xでも当時この点を評価していました。
YAMAZEN DRIP KETTLE DEBUT CLIP
今までのケトルは何だったのか…と思うくらい注ぎ心地がイイ。。
注ぎ口が細いから少し傾け過ぎても湯柱が太くならない‼︎Good!!
細い注ぎ口に気を取られて2投目が長くなってしまった😇
逆に3投目で終えられたことに良しとするか🙃あとはスケールだけだな🤨 pic.twitter.com/552C3huUZl
— とむ/CALME COFFEE ROASTER (@takunomi_coffee) January 8, 2020
④保温機能が便利
設定温度まで温まったあと、
保温できるのも便利でした。
例えば、
1杯淹れる
↓
少し時間を空ける
↓
もう1杯淹れる
というとき。
毎回ゼロからお湯を作り直さなくても済みます。
家族分を時間差で淹れるときにも使えます。
山善YKG-C800の使い方
基本操作は難しくありません。![]()
①ケトルに水を入れる
②電源を入れる
③温度を設定する
④設定温度まで加熱
⑤必要なら保温を設定
⑥ドリップ
⑦使用後は電源を切る
旧記事では操作音の回数まで細かく説明していましたが、
モデル変更もあるため、
現行モデルについては付属の取扱説明書を優先
してください。
半年使って感じたデメリット
もちろん、良いところだけではありません。
デメリット①0.8Lなので大量用途には向かない
容量は800ml。
1〜数杯のハンドドリップなら十分ですが、
一度に大量のお湯を使いたい人
には小さく感じる可能性があります。
例えば、
5〜6人分を一気に用意したい。
大量の紅茶も作りたい。
料理にも大量のお湯を使いたい。
という用途なら、もっと大容量のケトルも候補になります。
逆に、
毎朝1〜2杯程度
なら扱いやすいサイズです。
デメリット②直火では使えない
電気ケトルなので、
基本的には電源が必要です。
キャンプなど、
AC電源がない場所で直火にかけて使うケトルではありません。
アウトドア用途を優先するなら、直火対応ケトルを選んだ方がいいです。
デメリット③使用直後はフタや蒸気に注意
これはかなり重要。
お湯を沸かした直後は、
フタや蒸気周辺が熱くなります。
特にフタを外すときは、蒸気が手に当たらないよう注意してください。
旧モデルだけに限らず、熱湯を扱う器具なので慎重に使う必要があります。
「冬場でも冷め知らず」は言いすぎだった
保温機能があるなら、「冬場でも冷め知らず」
と書く人も多いと思います。
結論から言うと、保温機能があっても、
使用環境によって温度変化はあります。
ただ、
冬でも設定温度を維持するために再加熱してくれる
というのが便利なところです。
「絶対冷めない」という意味ではありません。
ティファールより速い?
よくある比較記事では、
「山善の方が早い」
と書いていました。
ただ、これは、
100℃まで沸騰する速さそのもの
を比較したものではありません。
僕が比較していたのは、
自分がコーヒーを淹れ始められる温度になるまでの手間と時間
です。
ティファールを使っていた頃は、
沸騰
↓
移し替え
↓
冷めるまで待つ
という工程でした。
山善では、
狙った温度へ直接設定できる。
そのため、
僕の使い方では、
コーヒーを淹れ始めるまでが楽になり、体感的にも早くなりました。
という表現が正確です。
山善・バルミューダ・ビタントニオはどれがいい?
現在なら、以下3択ですね。
山善
温度調節+保温+0.8L
を重視したい人。
BALMUDA The Pot
デザインやコンパクトさを重視したい人。
ただしモデルによって仕様が異なるため、現在の製品仕様を確認してください。
Vitantonio ACTYシリーズ
温度調節やハンドドリップ向け機能を重視したい人。
つまり、
「どれが一番上」ではなく、何を優先するか
で選ぶのがおすすめです。
価格と温調・保温のバランス
→山善
デザイン・コンパクトさ
→BALMUDA
ドリップ機能をさらに重視
→Vitantonio
山善はこんな人におすすめ
5年使った経験から、
特に向いていると思うのは、
・毎日ハンドドリップする
・温度計を使う手間を減らしたい
・1℃単位で温度を変えたい
・細口ケトルが欲しい
・保温も使いたい
・1〜数杯淹れることが多い
・機能と価格のバランスを重視する
逆に、
大容量最優先。
屋外で直火使用したい。
温度調節はいらない。
という人には別の製品の方が合うと思います。
僕が5年使っても買ってよかったと思う理由
結局一番大きいのは、
コーヒーを淹れるまでの面倒が減ったこと。
です。
以前は、
「沸かす」
「移す」
「温度を測る」
「待つ」
が必要でした。
今は、
温度を設定して待つだけ。
毎日の小さなことですが、
コーヒーを毎日淹れる人にとってはかなり大きい。
そして、
細口ノズルなので、
そのままハンドドリップまでできる。
これが僕にとって山善を買った最大のメリットでした。
現行EKG-C801を買うなら確認したいこと
僕が実際にレビューしているのはYKG-C800ですが、
現在買うなら後継EKG-C801が中心です。
旧モデルとの違いはありますが、
- 0.8L
- 細口ノズル
- 1℃単位の温度設定
- 保温
- デジタル表示
という基本コンセプトは近いです。
一方で、
実際の販売価格はショップによって変わります。
旧記事の「約5,800円〜」は現在の価格として使わない方がいいです。
購入時点の価格を確認してください。
山善電気ケトルについてよくある質問
YKG-C800は現在も販売されている?
僕が使用しているYKG-C800は旧モデルです。
現在は後継のEKG-C801が販売されています。
YKG-C800とEKG-C801の違いは?
大きな変更点として、
旧型は60〜100℃だった温度設定が、
50〜100℃
へ広がっています。
また、フタも取り外しやすく改良されています。
何ml入る?
0.8Lです。
1℃単位で温度設定できる?
できます。
コーヒーは85℃で淹れた方がいい?
85℃固定ではありません。
豆や焙煎度、好みに合わせて温度を変えてみてください。
保温は必要?
複数杯淹れる場合や、お湯をしばらく残しておく場合には便利です。
5人分のコーヒーにも使える?
容量的には使い方次第ですが、一度に大量の湯を必要とする場合は0.8Lでは余裕が少なくなります。
キャンプで使える?
AC電源を確保できれば使える場面もありますが、直火用ケトルではありません。
BALMUDAとどっちがおすすめ?
温度調節や保温を重視するなら山善は有力候補。
デザインやコンパクトさを重視するならBALMUDAも比較対象になります。
まとめ|5年使っても「ハンドドリップ用に買ってよかった」
山善YKG-C800を5年以上使いました。
僕が感じたメリットは、
・狙った温度へ直接設定できる
・細口ノズルで注ぎやすい
・片手でも安定しやすい
・保温できる
・0.8Lが普段使いにちょうどいい
逆に、
- 大人数には容量が小さめ
- 直火では使えない
- 熱湯・蒸気には注意
という点はあります。
それでも僕の場合、
毎日のハンドドリップを楽にしてくれた
というメリットの方が大きかったです。
そして、これから購入するなら、
僕が使っているYKG-C800ではなく、
後継モデルEKG-C801
も確認してみてください。
温度設定範囲も50〜100℃へ広がっています。
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▶ 山善 EKG-C801をチェックする
ドリップスケールの選び方はこちら。
円錐フィルターの折り方はこちら。
コーヒー豆とお湯の量はこちら。
それでは今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください。
宅飲みコーヒーのとむ(@takunomi_coffee)でした。
Have a nice drip!








