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コーヒー豆を煎る PR

【費用1000円以内】フライパンを使って自宅で焙煎してみた

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こんにちは、「宅飲みコーヒー」管理人とむ(@takunomi_coffee)です。
自宅で美味しい珈琲を飲むための情報を発信しています。

今回は、費用1,000円以内できるフライパン(片手鍋)でコーヒー豆の焙煎をやってみました。

実際にやってみてわかったことは、コーヒーの生豆があれば家にあるものだけで焙煎が可能です!
しかも1,000円以内で可能です。(生豆の購入代金のみ)

こんな人に向けた記事

焙煎機を買う前に、とりあえず要領をつかんでおきたい
焙煎機を買う前に、格安で焙煎を体験してみたい
いつでも手軽に新鮮なコーヒー豆が飲みたい

この記事を読んで「なんか自分でもできそう。やってみようかな」と思ってくれたら最高の喜びです。




焙煎に必要なもの【生豆さえあれば大丈夫】

生豆さえあればなんとかなりますが、ざっとこれだけあれば自宅焙煎に不足はないでしょう。

家で焙煎する際は、ベランダか庭でやることをオススメします。
なぜなら焙煎するときに出るチャフ(豆の殻)が大量に散らばるので、片付けがやや面倒だからです・・・

家族から文句を言われるのがいやな人は、のびのび焙煎できるベランダでやるのがオススメですよ。
外で焙煎するときは、騒音と風防は徹底してくださいね!

まず用意するもの

①カセットコンロ(キッチンでOK)
②フライパン(片手鍋21cmを使用)
生豆(200g)
④ピッキング用トレイ(おぼんで代用可)
⑤ざる(片手で持てると便利)
⑥アルミホイル(幅25cm程度)
⑦扇子(扇風機・下敷き・風を起こせるものなんでも)
⑧ハサミ

画面にないですが、上記に加えて

⑨ガムテープ
⑩軍手

があると便利!

掛かったコストは生豆だけ。今回は200g購入。

セール中であればもっと安く買えますよ!

フライパン焙煎のやり方

フライパン焙煎ですが、ざっくりこんな感じで焙煎してみました!

所要時間:約20分
①ピッキング
②生豆を煎る
③1ハゼが起きる(パチパチっという)
④2ハゼが起きる(ピチピチっという)
⑤好きなところで煎り止め
⑥風で冷ます
⑦ピッキング(2回目)
完成!

そもそも焙煎ってなんのためにやるんだっけ?
焙煎は生の豆に含まれる水分を飛ばすために熱を加えます。その際に温度を加え続けることで熱反応がおき、この煎り具合で豆の味の方向性が決まってしまうので、コーヒーの品質そのものを決めてしまう様な大事な工程、ということを覚えておきましょう。

私は、ほどよい苦味のあるコーヒーが好きなので、中深煎りで焙煎していきたいと思います。

深煎りと浅煎りについて単純に言うと、苦味が好きなら深煎り、酸味が好きなら浅煎り、バランスよく飲みたいなら中煎りと覚えておきましょう。

中深煎りに仕上げるなら、2回目のハゼ(爆ぜ)が来たら煎り止めして、すぐに冷ましていくイメージでオッケーです。

浅煎りが好きな方が最近増えていますが、初心者が浅煎りに挑戦するのはオススメしません。
いきなり浅煎りに挑戦すると、豆の中まで熱が通っていないことが多く、生焼け状態になりがちなので、最初は深煎りベースに仕上げることをオススメします。

煎り不足の豆を飲むと、下痢や頭痛など体調不良を引き起こす場合があります

フライパン焙煎時の煎り止め目安(あくまで個人の感覚です)

浅煎り1ハゼが終わった直後
中煎り1ハゼが終わってから3〜5分後
中深煎り2ハゼが終わった直後
深煎り2ハゼ後加熱し続け、豆に油がでてきたとき

 

①生豆の欠点豆のピッキング

まずは欠点豆と良豆の仕分け作業

「めんどくさい!」と思っても、美味しいコーヒーを飲むためにはピッキングは欠かせません。

いくら焙煎したての新鮮な豆でも、死んでいる豆がいたらそのカップの味が台無しになってしまうからです。

平均的に全体の1割くらいは欠点豆が含まれていますが、初心者は次の3ポイントに意識してやってみましょう。

欠点豆をザッと見分けるコツ

①周りの豆と色が同じか→白色や黒ずみは即アウト!
②大きさが均一か   →未成熟豆の可能性あり、カビくさい
③豆が割れてないか  →貝殻豆の可能性あり、煎りムラの原因

欠点豆は全体の1割程度含まれているので注意しましょう!

判断に困るような豆は、焙煎後のピッキングに回しましょう!

焙煎した後にできる色のムラで見つけやすくなりますよ!

②コンロをセット

豆を煎るとチャフ(殻)が舞ってしまい、臭いも部屋について掃除が面倒なため、今回はベランダで焙煎することにしました。
片付けしないと家族に怒られますから場所選びも重要です!笑

ベランダでやる場合は、風避けにしっかりガムテープで固定しましょう。
(風除けは段ボール等でも代用可能です。)

③アルミホイルを大きめにカットし四つ折りにする

フライパンが覆いかぶさる位の大きさにカットして、軽く四つ折りにします。

④中心部分に穴があくようにハサミでカット

▼四つ折りにしたあと、中心に穴が開く様にハサミでカットします。

⑤フライパンにアルミホイルの蓋をガムテープで補強

焙煎中は常にフライパンを振るので、豆がフライパンからこぼれないように縁とアルミホイルの型を合わせながら補強していきます。

うまくできないときは、取手付近を念入りにテープしておくとやりやすいです。

⑥火をつけて2分待ち、生豆を投入する

手をかざしてみて、熱気を感じたら生豆を投入していいサイン

⑦生豆を中心の穴から投入する

豆の重さくらいでアルミホイルは破けませんので慌てず安心して入れましょう!

⑧数秒毎にフライパンを揺らす

5秒に一回フライパンを揺らして、それぞれの豆に均等に熱を加えます。

⑨ 1ハゼ(爆ぜ)が起きる

豆に熱を加え続けて10分ちょっと経つと、1回目のハゼ(爆ぜ)が起こります。

「パチッ」という音が聞こえたら、ハゼている証拠。

ちなみにこのパチッと言う音は、豆に熱を加えることで発生する炭酸ガスが外に抜ける時に殻が割れる音です。

⑩2ハゼ直後に煎り止め、ざるに移して熱を冷ます

ここは時間との戦い!
なぜなら、煎った豆を早く冷まさないと余熱で焙煎が進んでしまうから!
この冷ましが遅れてしまうと、どんどん深煎りに近づいてしまいます。

アルミホイルを剥がします・・・・(熱いです!)

扇子を使って豆を冷まします。(ドライヤーや扇風機でも可)

この時にチャフ(豆の殻)が大量に舞いますので、ご家庭のキッチンでやる場合は覚悟が必要です。笑

豆をある程度まで冷ましたら、これで焙煎完了です!

粗熱が取れたら、もう一度ピッキングして終了です。

おつかれさまでした!

焙煎豆を飲むベストタイミングは、焙煎後2日目から7日目までです。(常温保存の場合)

焙煎直後や当日に淹れるのはオススメしません。
なぜなら炭酸ガスが大量に発生したり、味が豆に馴染まなかったりするためです。

焙煎したコーヒー豆を淹れてみた感想

お、美味しい・・・・

家で焙煎した豆を飲めるのは、本当に贅沢に感じます。

プロが焙煎した豆はもちろん最高に美味しいですが、自分で作ったコーヒーが一番美味しく感じてしまうものですよね・・・

はじめて焙煎する時の生豆の選び方

初めて焙煎するなら肉薄の生豆を選ぼう!(一番煎りやすいから)

美味しいコーヒー豆を焙煎するのに大事なのは、均等にムラなく煎ることです。
コロンビア/スプレモやケニアAAなどの地名度の高いコーヒー豆を選びがちですが、肉厚で大きく火が通りにくいので止めておきましょう。

初心者焙煎にオススメな生豆は生産地目安

・キューバ産
・ドミニカ産
・ハイチ産
・ジャマイカ
・ニカラグア
・エルサルバドル

生豆はECやFC(通販サイト)がオススメ

住む場所によっては近くに生豆を売ってる店がないところもありますよね。

そんなときは、インターネット通販を利用するのがいいですね。
豆の品揃えも多く、家から出なくても手に入るので焙煎がはかどります。

最近ではネコポスやメール便で(300円前後)で配達してくれるオンラインストアもあるようなので、忙しいサラリーマンや主婦の方に人気です。

毎月セールが行われており、生豆を安価に買うことができるという点も焙煎初心者にオススメの店です。

フライパンは底面が平らな為、豆の片面しか焼けなかったり、煎りムラがでてしまうので最初のうちは大変な焙煎器具です。
フタをしてしまうので、どうしても煎りごもりができてしまって焦げ臭い臭いがしてしまいがちです・・・

フライパンよりも手軽に美味しく焙煎したいなら、手網に興味ある方は焙煎セットがオススメですよ!

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感想(11件)

最初は誰でも失敗します。
でも、はじめて自分で焙煎した豆は格別に美味しいと感じてしまうものです。。。

それでは今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください。

宅飲みコーヒーのとむ(@takunomi_coffee)でした。

Have a nice drip!