こんにちは、「宅飲み珈琲」管理人のとむ(@takunomi_coffee)です。
普段はTwitterで自宅で美味しいコーヒーを飲む人に向けて役立つ情報を発信しています。
今回は、鮮度が落ちたコーヒー豆でも美味しく飲める方法を紹介します。
①フライパンで追い焙煎
②点滴法で抽出する
③高温で抽出する
④牛乳を混ぜて飲む
注意!
コーヒーが冷めないうちに飲みきること
今回紹介する方法を試すだけで、鮮度が落ちたコーヒー豆でもコーヒー豆本来の風味を復活させることができます。
消費期限直前のコーヒー豆のことをいいます。
古くなったコーヒー豆を無理して使うと、下痢やめまいなどの体調不良を引き起こす場合があります。
もったいないという気持ちも理解できますが、胃が荒れやすい方は飲むのを避けるのが無難です。
※当たり前ですが、カビの臭いとか豆の黒ずみがある場合は捨てましょう。
コーヒー豆の鮮度が劣化したら
うっかり放置してしまったコーヒー豆、せっかく買ってきたものだし、できれば美味しく飲みたいですよね。
コーヒー豆の鮮度が落ちたと感じたら、「焙煎された日付」を調べてみましょう。
なぜなら、コーヒー豆の消費期限を知る必要があるからです。
焙煎したばかりの新鮮なコーヒー豆は、香りも良くて美味しいですが、古いコーヒー豆は香りが消え、焦げた苦味や胸焼けするような後味がします。
一般的な目安として、コーヒー豆が焙煎されてから4週間が消費期限と考えましょう。
コーヒー豆は生鮮食品という認識
そして意外と多くの人に知られていないのが、コーヒーは生鮮食品だという意識です。
コーヒー豆にも、賞味期限と消費期限が存在します。
賞味期限 | おいしく飲むことができる期限 |
---|---|
消費期限 | 期限を過ぎたら飲んだらアカン期限 |
「飲めるかどうかわからない」と迷った方は、消費期限を意識しながら決めるのがおすすめです。
少しでもコーヒー豆の鮮度をキープしたい方は、豆の状態で冷凍保管しましょう。
・冷凍保存で3ヶ月
・冷蔵保存で2ヶ月
・常温保存で3週間
市販パック未開封なら記載されている消費期限
市販パック開封済みなら2週間
ミルで挽いてから2週間
劣化したコーヒー豆は飲むのを避けよう
コーヒー豆の消費期限が過ぎると、豆の油分が酸化して渋みやえぐみを多く出します。消費期限を過ぎた豆は飲む以外の用途に有効活用することがおすすめです!
→例えば、臭い消し、害虫避け、服の染料など・・・
繰り返しますが、消費期限内でもカビや異臭がする豆は捨ててしまいましょう。
もったいないけど、なんでも百害あって一利なし!
鮮度が劣化したコーヒー豆を復活させるコツ
鮮度が劣化したコーヒー豆のおいしさを復活させる方法は次の4つです。
①フライパンで追い焙煎(浅煎り豆におすすめ)
②点滴法で抽出する
③高温で抽出する(95~98度)
④牛乳を混ぜて飲む(深煎り豆におすすめ)
古いコーヒー豆を使う時は、コーヒーが冷める前に飲みきるようにしましょう。温度が高いうちは、雑味やえぐみに気付きにくいからです。
温度が下がると、焦げた苦味や渋みが一気に感じやすくなるので注意しましょう。
①フライパンで追い焙煎
飲む直前にコーヒー豆をフライパンで煎る、という方法です。
追い焙煎は浅煎り豆におすすめです。
浅煎り豆とは、簡単にいうと豆の色が明るい豆のことです。
この追い焙煎(タブル焙煎)という方法は、エスプレッソ用のコーヒー豆を煎る時に使われる焙煎方法で、プロの焙煎士でも採用している方法です。
コーヒー豆の中に残っている揮発成分やエキスを抽出しやすくして、豆本来のおいしさを引き出すことができるため
深煎り豆(色が黒に近い豆)を追い焙煎しても良いですが、もともと強い苦味がさらに強くなるのでホットミルクと混ぜてカフェオレで飲むのがおすすめです。
②点滴法で抽出する
ハンドドリップの方に是非試してもらいたいのが、ポタポタお湯を落として抽出する点滴法と呼ばれる抽出法です。
もともとネルドリップ使われていた手法ですが、コーヒー粉のうまみ成分をまんべんなく抽出したい時に役立ちます。
①蒸らし30秒
②一本線→点滴で注ぐ
③抽出量を半分にする
④もう半分は差し湯
少ない湯圧で効率的にコーヒー粉からエキスを抽出できるのでおすすめです。
点適法やったことないし、難しそうと思う方でも大丈夫!
「急須スキッター」を使えば、初心者でも簡単にポタポタ点滴を落とすことができます。

③高温で抽出する
一般的に、コーヒーを抽出する温度は85度前後と言われていますが、古いコーヒー豆を使う時は高温で抽出してみるのも一つの手段です。
・コーヒー豆本来の揮発成分を抽出しやすなる
・コーヒー豆に残っていた香りも放出される
高温で抽出した時の注意点
コーヒーが冷める前に飲みきること。
人間の味覚は、コーヒーが熱いほど鈍感になり、冷たいほど繊細になります。
高温で抽出すると雑味も多少含みます。
コーヒーが冷めてしまうと渋みやえぐみが表に出てしまい、まずいコーヒーに変わってしまいますので、抽出量が多い時は注意しましょう。
④ホット牛乳と混ぜて飲む
ホットミルクと混ぜて、カフェオレにする方法もあります。
古くなったコーヒーは新鮮なコーヒーよりも苦味が強くなるため、ミルクと混ぜてもブレない苦味があります。
ブラックコーヒーが苦手な方は、ミルクを混ぜて飲んでみるのもいいかもしれません。
「牛乳を飲むとお腹がいたくなる」という方は、植物性ミルクで代用すればおいしく安全に飲むことができます。

それでもコーヒー豆の味が復活しないなら
今回紹介した方法で淹れてもコーヒー豆が復活しなかった場合は、やはりコーヒー豆の消費期限が切れている可能性があります。
冒頭でも書きましたが、消費期限を過ぎたコーヒー豆はお腹を下す可能性もあるので、もったいないですが捨ててしまいましょう。
鮮度が悪いコーヒー豆は、どんな高い技術で淹れても美味しくならないからです。
古いコーヒー豆は、百害あって一利なしです。
焙煎したてのコーヒー豆を購入するほうが断然コスパがいいです。

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それでは、素敵なコーヒーライフをお過ごしください。