こんにちは、「宅飲みコーヒー」を運営しているとむ(takunomi_coffee)です。
普段は自宅で美味しく珈琲を飲むために役立つ情報を発信しています。
毎日美味しい珈琲を淹れたくて試行錯誤してるけど、そもそも美味しい珈琲とは?🤔
「それを考えること自体野暮ってもんだ」
「自分が美味しいと思う味こそ美味しい珈琲」確かにそうかもしれないけど、嗜好だけでなく一般定義の「美味しい珈琲」を知れば今後の楽しみ方の幅がもっと広がる気がする☺️
— トム@宅飲み珈琲ブログ (@takunomi_coffee) December 9, 2019
嗜好定義の”美味しい”と一般定義の”美味しい”が存在する
美味しいと感じればそれはおいしいコーヒー【真理】
本当に美味しい珈琲を飲みたいのであれば、嗜好ではなく一般定義として美味しいコーヒーを知っておくと今後の楽しみ方がもっと広がります。
今回は、本当に美味しいコーヒーとはどんな味なのかを解説していきます。
みなさんにとって「おいしいコーヒー」はどんな味ですか?
あるマスターはこう言いました。
違う喫茶店のマスターはこう言いました。
余計に混乱してしまう!笑
プロフェッショナルの人でさえ「美味しいコーヒー」の定義にばらつきがあります。
それは「美味しいコーヒー」には次の2つの定義が存在するからです。
本当に美味しいコーヒーは2種類存在する

①嗜好定義に美味しいタイプ
②一般定義に美味しいタイプ
1.嗜好定義に美味しいコーヒー
人が違えば感じ方が違うのは当然なので、美味しいの定義が「その人の味覚に合うかどうか」です。
コーヒーの好みを大きく分けると、苦味が好きか、酸味が好きか、です。
苦味が好きな人は深煎りを好み、酸味が好きな人は浅煎りを好んで飲むことが多いです。
2.一般定義の美味しいコーヒー
「美味しい珈琲の定義」は国ごと違います。
なぜなら国が違えば文化も違い、価値観そのものが変わるからです。
じゃあ日本ではどう定義されているのか。
全日本コーヒー協会の会長であり、ペーパードリップのパイオニアである田口護(たぐちまもる)さん自著「田口護の珈琲大全」で書かれている一部を引用します。
おいしいコーヒーの4つの条件
1. 欠点豆のない良質な豆
2. 焙煎したてのコーヒー
3. 適正に焙煎されたコーヒー
4. 挽きたて、淹れたてのコーヒー
本当に美味しいコーヒーの感想はなんだっていい
「キレのある苦味」
「ミルクチョコレートのような香り」
「大地を思わせるような香り」
コーヒー通がよく言いそうな感想ですが、感想に正解はあるのでしょうか。
答えはNOです。
なぜなら同じ味でも感じ方はひとそれぞれだからです。
このことを共感覚と呼び、全く同じコーヒーを飲んでも、飲む人によって感じ方がかわることをいいます。
つまるところ、コーヒーの感想はどんな表現でもいいんです。
本当に美味しいコーヒーと自分で思える味を感じることが出来れば、その時に思い浮かべたイメージで表現してみましょう。
本当に美味しいコーヒーを追究したいなら
本当に美味しいコーヒーを追究していきたいなら、書籍で学ぶのが一番の近道です。
ハンドドリップを始めたばかりの方、興味のある方にぴったりのコーヒー入門書です。
美味しいコーヒーはひとそれぞれなので、肩の力を抜いて楽しく飲みましょう。
本格派コーヒーに興味があれば、コーヒーの資格を取るという選択もあります。

それでは素敵なコーヒー生活をお過ごしください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Have a nice drip!!