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ワイルド珈琲【小型焙煎機グレイダー360】開封レビュー

こんにちは、宅飲みコーヒー管理人のとむ(@takunomi_coffee)です。
宅飲みコーヒーは、自宅で美味しいコーヒーを楽しむための知識や情報を発信するコーヒー専門サイトです。

今回は、ワイルド珈琲オリジナル小型焙煎機「グレイダー360」の開封レビューをしていきます。




巣ごもり需要を背景に、自宅でコーヒーを飲む機会が増え、次第に自分で珈琲焙煎を始めるといった人が増えてきましたね。

私と同じく「これから本格的に自家焙煎してみたい」「自宅で使える小型焙煎機を探している」という方におすすめの内容ですので、興味のある方は是非最後まで読んでいってください。

グレイダー360の商品紹介(開封レビュー)

グレイダー360は、ワイルド珈琲さんが2021年10月頃に発売した家庭用小型焙煎機。
電動でシリンダーが回転するため、初心者でも安定した焙煎が可能です。

焙煎機名グレイダー360
焙煎方式直火式
最大焙煎量360g
本体重量6キロ
本体価格149,850円(本体のみ)公式サイトより購入
グレイダー360はこんな人におすすめ

・コーヒー豆販売を始めたい
・安定した焙煎技術を身につけたい

グレイダー付属品の紹介

今回購入したのは、本体+専用コンロ、ガス圧計、温度計のフルセット。

付属品が多いので、1つずつ見ていきます。

▼焙煎機本体


重厚感あふれるメタリックな質感。
重さは6キロですがコンパクトな大きさなので、収納も楽々できます。

▼シリンダーカバー(排気ダンパー)

排気ダンパーは5段階あり、直感的に操作できます。

▼シリンダー


豆を攪拌させて均等に加熱できるよう、シリンダー内側に2ヶ所が羽が設けられています。

また、手動ではなく電動なので、毎回安定した焙煎環境が保証されています。

▼業務用コンロ


グレイダー360専用コンロ、カロリー(火力)が強いコンロなので販売用(業務用)にも対応しています。

ガス圧計を使いたい場合は、自宅のガス栓からを経由してコンロに繋ぎます。

▼ガス圧計(微圧計)

コーヒー焙煎において、火加減の調整は最重要課題。

長期的にはコーヒー豆の販売を目標にしているので、極限まで火加減を正確に調整できるガス圧計は自宅で焙煎する上で必須の条件でした。
倒れたり傾けたりすると故障につながりやすいので、取り扱いには注意が必要です。

▼冷却機


コーヒー豆焙煎の鬼門と言われる煎り止め。

うちわや扇風機を使うことも考えましたが、素早く均等に冷却することを考慮すると電動ファンの一択でした。
冷却機があればザルに豆を落とすだけですぐに冷やしてくれます。
風力があるのでマックス360グラムの豆でも問題なしです。

▼冷却機用のザル


冷却機の上に置いて使用します。

▼温度計


焙煎には、火加減だけでなく温度管理も重要です。
最近では非接触タイプの放射温度計が人気ですが、安定した焙煎を目指すならリアルタイムに測れる温度計が一番ですね。

▼生豆水洗い用ネット

焙煎直前に生豆をネットに入れて水でもみ洗いするだけで、チャフを大幅に減らせたり、コーヒー本来のクリアな味を楽しむことができます。

▼じょうご


意外と重宝するのがこのじょうご。

生豆をシリンダーに入れる時、ピッキングした豆を容器に移す時など、幅広いシーンで使います。

▼焙煎プロファイル(見本)と焙煎記録用紙

実際にワイルド珈琲の天坂さんが焙煎された時の焙煎記録もつけてくれています。

火力調整やダンパー(排気)のタイミングが細かく書かれているので、初めての使用でも大変参考になりました。

▼テストスプーン


焙煎経過で豆の色を見るための専用スプーン。
いざ使ってみると、入口が狭く使いづらかったです。

▼焙煎練習用生豆(250g x 3種類)


ブラジルのショコラハニー、コロンビアのスプレモ、エチオピアのイルガチェフェ。

どの品種も高品質な豆なので嬉しいですね。

私がグレイダー360を選んだ理由

今では多くの家庭用焙煎機が出回っているなか、私がグレイダー360を選んだ理由を3つ紹介します。

私がグレイダー360を選んだ理由は

・本格的な機能
・良心的な価格
・国産の安心感

の3点です。

選んだ理由①本格的な機能

グレイダー360は単純な構造に見えますが、機能は業務用に負けないくらいに本格です。

火力調整・・・微圧計(ガス圧計)
排気調整・・・ダンパー(5段階)

コーヒー豆の業務(販売)用にも使える仕様となっているので、将来店舗を持ちたい方にもおすすめの焙煎機です。

私がグレイダー360で気に入った点は、焙煎データを数値化できる点です。
厳密にいうと、焙煎豆の仕上がりは火力や排気だけでなく、温度や湿度に大きく左右されます。
そのため、できるだけ多くの要素を「見える化」して焙煎データを蓄積していけるのは魅力的でした。

火力が不安定だと生焼けや焦がしを招いてしまい、排気(ダンパー)を怠るとスモークさが残ってしまい豆本来の美味しさを引き出せません。

だからこそ可能な限り、焙煎プロセスを数値化して味の精度を高めていくのが重要と感じています。

選んだ理由②良心的な価格

こんな低予算で手に入る焙煎機は他にない、買って改めてそう感じました。

業務用にも使える焙煎機は様々ですが、安くても40万〜50万が相場でした。
普通のサラリーマンが本格焙煎をしようと思っても、焙煎機を置く場所もなければ資金もない。

そんな時に見つけたのがこのグレイダー360でした。

相場の半額以下の15万円で本格焙煎機が手に入るのは嬉しいですね。
一般サラリーマンにとって、15万円は決して安くない買い物です。

一生懸命貯金して手に入れた念願の焙煎機、シンプルな構造な分だけ故障も少ないので、長く大事に使えるらニングコストも掛かりにくいので経済的ですね。

選んだ理由③国産の安心感

やはり国産メーカーの安心感は大きいです。
グレイダー360は比較的シンプルな構造なので故障は出にくいですが、少なからずともメンテナンスは必要です。

電気式小型焙煎機を買おうか迷っていましたが、その多くが海外製で、万が一故障やトラブルになった時にしっかりサポートしてくれるのか不安でした。

ある口コミによれば、部品交換に数ヶ月待たされたり、急ぎであれば現物を持ってくるように要求されることもあるようです。

言葉の壁はもちろん、精神的なストレスを加味したときに、アフターサービスが確実な国内メーカーを選びました。

グレイダー360のメリットとデメリット

グレイダー360を2カ月間使用した時点で感じたメリットとデメリットです。

グレイダー360のメリット

・価格がリーズナブル
・焙煎データを数値化できる

価格は決して安くないですが、業務用の焙煎機能が揃っている点を考えると、コスパが良いと個人的に思います。

火力を微圧計で管理することで、データを蓄積して正確に焙煎をコントロールしやすくなります。

グレイダー360のデメリット

・容量が小さい

焙煎機の名前にある通り、一度に焙煎できる上限は360グラムなので、月に10キロ以上焙煎したいというような業務用に使われる方はお勧めしません。

グレイダー360で焙煎してみた

開封したら、そりゃ焙煎したくなりますよね。

それでは早速、グレイダー360でコーヒー豆を焼いていきます。

今回はエチオピアのイルガチェフェを焙煎しましたが、生豆と比べ1.5倍ほどの大きさに膨らんで色艶の良い深煎り豆が仕上がりました。

ワイルド珈琲式の焙煎手順は以下の通りです。

ワイルド珈琲式 焙煎準備

・豆を水洗い
・タオルで水分拭き取り
・欠点豆のピッキング
・シリンダーに生豆を投入
・カバーをかぶせて温度計を差し込む
・焙煎機シリンダーのスイッチをON
・火をつけて焙煎開始

ポイントは、焙煎直前の水でもみ洗いすることでチャフが大幅に減らせることです。

チャフが釜の中で溜まると均等に熱を加えることができなかったり後始末が大変ですが、先に薄皮をもみ洗い流すだけで綺麗に焙煎ができるようになります。

焙煎プロファイルも同梱されていたので、初心者でも大変参考になりました。

手網や手鍋で焙煎するのと比べ、明らかに少ない労力で焙煎できたのが驚きでした。

今後はグレイダー360を使った焙煎風景をTwitterInstagramで毎日発信していきますので、興味があれば是非チェックしてみてください。