こんにちは、「宅飲みコーヒー」を運営しているとむ(@takunomi_coffee)です。
自宅で美味しい珈琲を飲むために役立つ情報を発信しています。
今回は、これからマキネッタを使ってエスプレッソ(モカエキスプレス)に挑戦してみたい方に向けて、マキネッタの使い方をわかりやすく解説します。
マキネッタは構造がシンプルですが、一つ使い方を間違えると楽しいコーヒータイムが台無しになることも・・・
たとえば、
コーヒー液が吹きこぼれて本体に焦げ跡が残ってしまった…
黒いハンドル部分(プラスチック)を一度溶かしてしまうと取り替えができませんし、お湯を吹きこぼしてしまうと、マキネッタ本体に焦げ跡がこびりついて消えないなんてことも。
せっかく手に入れたマキネッタ、長くきれいに使いたいですよね。
そんなお悩みにおすすめなのが、「弱火をキープ」することです。
弱火をキープするだけで、吹きこぼれや取手が溶けたりすることがありません。
今回、マキネッタの使い方をわかりやすく解説していますので、興味がある方は最後まで読んでいってください。
ビアレッティのマキネッタを購入

「髭ながおじさん」で親しまれる直火式エスプレッソメーカー、重厚感があっておしゃれ!
本場イタリアでは各家庭に一つは置いてあるとされるマキネッタ。
まるで日本の急須のような存在ですね。
マキネッタはこんな人にオススメ!
キャンプやアウトドアが好きな人
金銭的にマシンを買えなくて我慢している人
こんな人にオススメです。
ちなみに私がマキネッタを購入したきっかけは次の2つ。
①エスプレッソマシンを買うお金がない
②エスプレッソはペーパードリップでは作れない
エスプレッソといえば、お店に置いてある重厚感のあるかっこいいマシンを想像してしまいますが、手のひらサイズのマキネッタでも本当にエスプレッソを作ることができました。
高額なエスプレッソマシンを購入するよりも経済的で置き場所にも困らないので、一石二鳥でした♪
マキネッタのメリット
・業務用マシンの約10分の1のコスト
・初心者でも簡単に作れる
・カフェモカやアフォガードも楽しめる
本格的なエスプレッソマシンは万単位ですが、マキネッタ(三人用)なら3,000円程度で購入できます。
自宅に届いた当日から、初心者でもアレンジコーヒーやコーヒースイーツをかんた〜んに作れちゃいます。
これは絶品デザート🍨
マシンが無くても大丈夫♫
火にかけて4分で出来あがり☺️
そう、マキネッタならね。#マキネッタ#アフォガード#エスプレッソ#デザート pic.twitter.com/avIwuKn74c— とむ☕️宅飲みコーヒー (@takunomi_coffee) October 29, 2020
ビアレッティのデメリット
・クレマ(泡)を作りづらい
本格的なエスプレッソを飲みたい方には、物足りないかもしれません。
エスプレッソの醍醐味、表面に浮かぶクリーミーな泡、クレマ。
マキネッタで作るエスプレッソは、クレマを作ることは難しいです。
なぜなら抽出するときの気圧が違うから。
9気圧で抽出するエスプレッソマシンに比べて、ビアレッティは2気圧しかありません。
手のひらサイズでリーズナブルにエスプレッソを飲める便利さには代えられない、という方は満足して使えると思います。
マキネッタを使う準備をしよう

・極細挽き粉
・マキネッタ本体
・金網(100均で可)
・新聞紙(何か敷くもの)
極細挽き粉

本格的なエスプレッソマシンに使うような、パウダー状の極細挽きでなくてもおいしくエスプレッソは出来上がります。
逆に細かく挽きすぎてしまうと、バスケットの穴に詰まってしまう可能性があるので、砂糖くらいの粒度で大丈夫です。
エスプレッソ挽き専用のコーヒーミルを購入する人もいますが、毎日飲まない方は通販でエスプレッソ挽き(極細挽き)のコーヒー粉を購入するほうがコスパが良かったりします。

マキネッタ本体

マキネッタには様々なサイズやデザインがありますが、はじめて購入される場合は3人用マキネッタがおすすめです。
・1人用は物足りない
・アレンジコーヒーのレシピに重宝
・大きすぎず、使いやすい
金網

大きいサイズのマキネッタなら、そのままガスコンロに置いても安定感がありますが、3人用サイズだとぐらついてしまいます。
よく「五徳」を置く方が多いですが、私はダイソーで購入した金網で十分安定しました。
常に弱火で作るので、焦げずに長く使うことができます。
新聞紙
コーヒー粉が落ちてしまう時のための受け皿代わりです。
チラシでもなんでも下に敷くものがあればいいです。
マキネッタの使い方
まずは「弱火をキープ」すること、これは鉄則です。
弱火にするだけで、取手を焦がすこともなければ吹き溢れも防ぐことができます。
①新聞紙をあらかじめ用意

器用な人はぴったりコーヒー粉を盛れますが、初めての方はあらかじめ敷いておきましょう。
掃除も大変なので・・・
②本体の底の容器に水を注ぐ

「時間短縮」を理由にお湯をいれるのもいいですが、後工程で本体上部と締め合わせるときに熱くて持てないので、私は最初からお水を入れています。
③コーヒー粉をすりきり一杯入れる

バスケットに入れたら、スプーンのへら部分で少し粉面を抑えて、はみ出た分は落としましょう。

最後に、バスケットの縁を指でなぞりながら粉を落としていきます。
縁に粉が残っていると、本体上部を締めた時にわずかな隙間が空いてしまって、うまく抽出できません。(気圧を高められない)

③バスケットを底の容器にセット

バスケットを底の容器にセットしました。
エスプレッソを飲んだ後の微粉が気になる人は、バスケットの上にペーパー濾紙を乗せてあげるとスッキリした後味を楽しめます。
おすすめは、カリタ#03です。
通常のペーパーフィルターをまる〜くカタチに合わせて切って使うのもアリです。
(直径55〜56センチに調整)
④本体上部をきつく閉める【重要】

ここ、重要です。
本体の上部と底部を取り付けるとき、しっかりきつく締めておきましょう。
きつく締めていないと、マキネッタ内部の気圧が適切にコントロールできずにおいしいモカエスプレッソができません。
「すこしきつすぎるかな?」と感じるくらいがちょうどいいです。
⑤金網を置いて弱火に調整する

このくらいの火加減が目安。
⑥弱火を確認しながら本体をセット

プラスチック部分は取り替えができないので、火に当たらないように注意しましょう。
金網に本体を置いたら、指をハンドルの下に入れて温度を確認しましょう。
爪の部分が耐え切れないほど熱く感じたら、火が強いので少し弱めましょう。
⑦4分ほど待つとコポコポ音が聞こえる

⑧シュコ〜と音が変わったら火を止める

シュコ〜!という音が聞こえたらすぐに火を止めましょう。
熱しすぎはえぐみも出してしまって、吹きこぼれの原因にもなりますのでタイミングには注意しましょう。
これで完成!
あとはそのままエスプレッソで飲むのもよし、
差し湯でアメリカーノにするのも良し、
牛乳を加えてカフェラテを作るのも良し、
バニラアイスにかけてアフォガードにするのも良し!

あなただけのオリジナルコーヒーにしてください♪
マキネッタ用のコーヒー豆は通販がおすすめ
美味しいエスプレッソはコーヒー豆の鮮度で決まります。
新鮮でおいしいコーヒー豆を手に入れたいなら、通販で購入するのがおすすめです。
鮮度が悪いコーヒー豆を使うと、えぐみや雑味だけでなく、お腹を下したり胸焼けを起こしてしまいます。
・スーパーや食料雑貨店で買うよりも新鮮
・初回限定のお試し価格がお得すぎる
・受け取り簡単(ポストに直接投函)
・ミルが家になくても挽いてもらえる
特におすすめなのが、青海珈琲のエスプレッソブレンドです。

おいしいエスプレッソを作るためには、新鮮なコーヒー豆が欠かせません。
作り方がシンプルである分、コーヒー豆の鮮度が味に比例するからです。
▼青海珈琲のコーヒー豆を実際に飲み試ししてみました。

今回は、初心者の方に向けて、マキネッタの使い方を解説しました。
それでは今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください。
宅飲みコーヒーのとむ(@takunomi_coffee)でした。
Have a nice drip!