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ペーパーリンスは必要?コーヒーフィルターを濡らす意味とやり方

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こんにちは、「宅飲みコーヒー」管理人のとむ(@takunomi_coffee)です。

自宅で美味しいコーヒーを楽しむために役立つ情報を発信しています。

今回は、**コーヒーフィルターをお湯で濡らす「ペーパーリンス」は必要なのか?**を解説します。

コーヒー粉を入れる前にフィルターへお湯をかけている人がいるけど、あれって本当に必要なの?

結論からいうと、

ペーパーリンスは必須ではありません。

ただし、

  • 紙の香りが気になる
  • ドリッパーやサーバーを予熱したい
  • フィルターをドリッパーへ密着させたい

という場合には、やる意味があります。

ペーパーリンスとは

コーヒー粉を入れる前に、ペーパーフィルターへお湯を注いで濡らすことです。

湯通し、リンスなどと呼ばれます。

「やらないと美味しいコーヒーにならない」というものではありません。

一方で、使っているフィルターによって紙の香りを感じる場合や、寒い時期に器具を温めたいときには便利です。

この記事では、

  • ペーパーリンスは必要なのか
  • メリット
  • デメリット
  • 正しいやり方
  • リンスしない場合との違い
  • アイスコーヒーでも必要か

まで詳しく解説します。

目次

ペーパーリンスは必要?

まず一番知りたいところから。

必須ではありません。

リンスしなくても、問題なくハンドドリップできます。

実際、メーカーや抽出レシピによっても、

リンスする派・しない派

があります。

そのため、

「必ずやるべき作業」ではなく、目的に応じて使い分ける

のがいいです。

ペーパーリンスをする3つのメリット

ペーパーリンスには主に3つのメリットがあります。

ペーパーリンスのメリット

①紙の香りを感じにくくできる
②ドリッパーやサーバーを予熱できる
③フィルターをドリッパーに沿わせやすい

メリット1|紙の香りを感じにくくできる

ペーパーフィルターによっては、お湯を通したときに紙由来の香りを感じることがあります。

特に、

  • 未漂白タイプ
  • 保管中に周囲のにおいを吸ったもの
  • 紙の香りが強く感じられる製品

などでは、リンスによって気になりにくくなることがあります。

ただし、

すべてのフィルターで強い紙臭が出るわけではありません。

最近のペーパーフィルターは製品によって紙質もかなり異なります。

そのため、

「リンスしないと必ず紙の味が出る」

という考え方ではなく、

気になるフィルターなら試してみる

くらいでOKです。

ペーパーフィルターの違いについては、こちらの記事で実際に5種類を比較しています。

https://takunomi-coffee.com/paperfilter-difference/

メリット2|ドリッパーやサーバーを予熱できる

冬場など、器具が冷えているときには大きなメリットです。

ペーパーリンスのお湯が、

  • ドリッパー
  • サーバー
  • カップ

を温めてくれます。

冷えたガラスサーバーへ熱いコーヒーが落ちると、その分コーヒーの温度も下がります。

先に器具を温めておけば、

抽出後のコーヒーが急激に冷めるのを抑えやすくなります。

リンスしたお湯は、コーヒー粉を入れる前に捨てておきましょう。

メリット3|フィルターをドリッパーへ沿わせやすい

ペーパーフィルターは、乾いた状態だとドリッパーから少し浮くことがあります。

お湯をかけると紙が濡れて柔らかくなり、

ドリッパーの形に沿いやすくなります。

特に円錐形フィルターの場合、

  • フィルターが浮く
  • 一部が折れ込む
  • セット位置が安定しない

というときに有効です。

円錐フィルターの折り方はこちらで詳しく解説しています。

https://takunomi-coffee.com/paperfilter/

台形フィルターの場合はこちら。

https://takunomi-coffee.com/paperfilter2/

「泡が崩れにくい」はペーパーリンスの効果?

旧記事では、

「リンスすると泡が崩れにくい」

と紹介していました。

ただ、ここは少し修正します。

コーヒー粉の膨らみや泡の状態は、

  • 焙煎からの経過時間
  • 豆の焙煎度
  • 挽き目
  • 湯温
  • 注ぎ方
  • ガスの量

など、さまざまな要因で変わります。

そのため、

リンスをしたから泡が崩れにくくなる

とは一概に言えません。

リンスの主な役割は、紙の香り対策・器具の予熱・フィルターのセット安定と考える方がわかりやすいです。

ペーパーリンスのデメリット

メリットだけではありません。

主なデメリットは次の3つです。

お湯を余分に使う

フィルター全体を濡らすため、抽出に使う分とは別にお湯が必要です。

毎回ケトルの湯量をギリギリで沸かしている場合は、少し多めに準備しましょう。

手間がひとつ増える

リンスして、

お湯を捨てて、

粉を入れて、

そこから抽出。

工程がひとつ増えます。

忙しい朝なら、

「今日はリンスなし」

でもまったく問題ありません。

紙によってはメリットを感じにくい

フィルターによっては、リンスの有無でほとんど違いを感じないこともあります。

その場合は、毎回やる必要はありません。

一度、

リンスあり・なし

で飲み比べて判断するのがおすすめです。

ペーパーリンスのやり方

ここからは実際のやり方を紹介します。

難しいことはありません。

①フィルターをドリッパーへセットする

まずペーパーフィルターを正しく折って、ドリッパーへセットします。

円錐フィルターの折り方はこちら。

https://takunomi-coffee.com/paperfilter/

②内側からお湯を注ぐ

フィルターの外側から狙うより、

内側からゆっくり円を描くように注ぐ

とやりやすいです。

一気に大量のお湯をかける必要はありません。

フィルター全体がしっとり濡れる程度でOKです。

紙は水分を吸うので、下から上へ少しずつ濡れていきます。

外周ギリギリまで無理に注ごうとすると、お湯がドリッパーの外へこぼれることがあります。

③サーバーに落ちたお湯を捨てる

フィルター全体を濡らしたら、サーバーに溜まったお湯を捨てます。

この作業を忘れると、

抽出したコーヒーが薄くなる

ので注意してください。

④コーヒー粉を入れて抽出する

あとはいつも通り、

コーヒー粉を入れてドリップします。

これで完了です。

ペーパーリンスしたお湯を実際に飲んでみた

僕自身、以前ペーパーリンスした後のお湯を飲んでみました。

飲めないほど強烈な味ではありません。

ただ、僕が試したフィルターでは、

紙を思わせるような香りや味

を感じました。

ここで大事なのは、

すべてのフィルターで同じ結果になるわけではない

ということです。

紙質や漂白の有無、メーカー、保管状態などによっても変わります。

とはいえ、

「自分が使っているフィルターではどうなんだろう?」

と一度試してみるのは面白いです。

フィルターにだけお湯を通して、そのお湯を少し冷まして香りを確かめると違いがわかりやすいです。

白いフィルターと茶色いフィルターでリンスの必要性は違う?

一般的に、

白いフィルター=漂白
茶色いフィルター=未漂白

です。

ただし、

「茶色=必ず紙臭が強い」

「白=リンス不要」

と単純に分けることはできません。

紙質や製造方法によっても変わります。

もし紙の香りが気になるなら、

白・茶色に関係なく一度リンスして比較

してみるのがおすすめです。

アイスコーヒーでもペーパーリンスしていい?

もちろん問題ありません。

旧記事では、

「アイスコーヒーには不向き」

としていましたが、ここは修正します。

アイスコーヒーでも、紙の香り対策としてリンスする意味はあります。

ただし、

サーバーを温める必要性はホットコーヒーほど高くありません。

急冷式アイスコーヒーで、

サーバーに氷を入れて直接抽出する場合は、

リンスのお湯を別の容器へ捨ててから氷をセットすればOKです。

ペーパーリンスするとコーヒーの味は変わる?

変化を感じる場合もあります。

ただし、

必ず味が良くなる

とは言い切れません。

違いが出やすいのは、

  • 紙の香りが強いフィルター
  • 器具がかなり冷えている
  • フィルターが浮きやすい

といった状況です。

逆に、

もともと紙の香りをほとんど感じないフィルターなら、差が小さいこともあります。

ペーパーリンスあり・なしを飲み比べてみよう

一番わかりやすい方法です。

条件をそろえて、

1杯目:リンスあり
2杯目:リンスなし

で比較してみてください。

そのとき、

  • 同じ豆
  • 同じ豆量
  • 同じ挽き目
  • 同じ湯温
  • 同じ抽出時間
  • 同じお湯の量

にします。

変えるのは、

リンスの有無だけ。

こうすると、自分が使っているフィルターで本当に違いがあるのか確認できます。

ペーパーフィルターの保管方法も重要

紙は周囲のにおいを吸いやすい素材です。

そのため、

  • 香辛料
  • 洗剤
  • 芳香剤
  • 強い食品臭

などの近くへ置くのは避けた方が無難です。

開封後は、

袋の口を閉じて、においの強くない場所へ保管する

のがおすすめです。

ジッパーバッグや密閉容器へ入れるのもひとつの方法です。

ペーパーリンスについてよくある質問

コーヒーフィルターは毎回濡らした方がいい?

必須ではありません。

紙の香りが気になる、器具を予熱したい、フィルターを密着させたい場合にはおすすめです。

リンスには何mlくらいのお湯が必要?

フィルター全体が十分濡れる程度でOKです。

ドリッパーのサイズによって必要量は変わります。

熱湯でリンスしてもいい?

基本的には、抽出に使う予定のお湯でそのままリンスできます。

リンスした後のフィルターは乾かす?

乾かす必要はありません。

濡れた状態のままコーヒー粉を入れて抽出します。

リンスしたお湯は捨てる?

はい。

そのままサーバーへ残すと、抽出したコーヒーが薄まります。

白いフィルターならリンス不要?

必ずしもそうではありません。

白・茶色ではなく、実際に使っているフィルターの香りで判断するのがおすすめです。

ハリオV60でもリンスした方がいい?

必須ではありません。

フィルターの密着や器具の予熱を目的にリンスする人も多くいます。

ペーパーリンスで雑味はなくなる?

リンスだけですべての雑味がなくなるわけではありません。

雑味は、

  • 挽き目
  • 抽出時間
  • 湯温
  • 注ぎ方

など多くの要因で変わります。

まとめ|ペーパーリンスは必須ではない。必要なら使い分けよう

ペーパーリンスは、

「やらないとダメ」な作業ではありません。

ただし、

ペーパーリンスがおすすめな場面

・フィルターの紙の香りが気になる
・寒い時期に器具を予熱したい
・フィルターをドリッパーへ密着させたい
・使っているフィルターの違いを確かめたい

というときには有効です。

逆に、

リンスしてもしなくても違いをほとんど感じないなら、無理に毎回やる必要はありません。

僕自身も、

「ペーパーリンスは儀式ではなく、目的があるときに使うもの」

と考えています。

一番おすすめなのは、

一度リンスあり・なしを同じ条件で飲み比べてみること。

自分のフィルターと抽出環境で違いを感じるなら続ける。

感じなければ省略する。

それくらいシンプルに考えて大丈夫です。

円錐フィルターの折り方はこちら。

https://takunomi-coffee.com/paperfilter/

台形フィルターの折り方はこちら。

https://takunomi-coffee.com/paperfilter2/

ペーパーフィルター5種類の比較はこちら。

https://takunomi-coffee.com/paperfilter-difference/

それでは今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください。

宅飲みコーヒーのとむ(@takunomi_coffee)でした。

Have a nice drip!