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買って良かった!宅飲みコーヒーの強い味方「ナイスカットG」

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こんにちは、宅飲みコーヒーを運営しているとむ(@takunomi_coffee)です。
自宅で美味しいコーヒーを飲みたい人に向けて有益な情報を発信しています。

現在一児パパのアラサーリーマン、毎朝妻にドリップコーヒーを入れるのが日課です。

宅飲み珈琲のとむ
宅飲み珈琲のとむ
今回は、「ナイスカットGプレミアムブラウン2020年モデル」を実際に使ってわかったメリット・デメリットなどを詳細にレビューしていきます。

「オススメのコーヒーミルは?」と聞かれたら、私は迷わず「ナイスカットG2020年モデル」をおすすめします。

JHDC(ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)2020の公式グラインダーとしてナイスカットGが復刻したと聞き、高額商品でしたが奮発して購入しちゃいました!

でもいきなり「ナイスカットGがオススメ!」といわれても、何がおすすめなのかわからないし胡散臭いですよね。

ネクストGを買おうか迷っている方や、ナイスカットG2020年モデルに興味がある方は本記事を読んで参考にしてもらえると幸いです。

ナイスカットGの値段が4万円、驚くほど高かったです…
月給20万リーマンの私にとっては大きな買い物です。

こればかりは妻にナイショで購入するわけにもいかず、直談判しました!

わたし
わたし
カリタのコーヒーミル、ナイスカットGが4万なんですが買ってもいいでしょうか〜!?
妻
ダメよ。家計が厳しいから、貯金してお金が貯まったらいいわよ
わたし
わたし
Yes, Mom!(とりあえず許可もらった!よし!)

購入許可をもらったのはいいけど、月々のお小遣い(15,000円)だけでは到底無理なので、しかたなくメルカリで私物を売って目標金額の4万を集めました。

i pad Air2、i phone 6s 64G、i pod touch 32G、SONYヘッドホン、腹筋マシン、よし、全部売れたぞ♪

メルカリで貯まったお金を元手に念願のナイスカットGを購入♪

購入して3ヶ月が経ちますが、いまでも毎日満足のいくコーヒーの味を楽しめています。

ぶっちゃけ今だから言いますが、あのとき予算に妥協して廉価版のコーヒーミルで妥協しなくて本当に良かったです!




ナイスカットG2020 商品紹介

まずは外観から紹介していきます。

オンラインショップではわかりにくい実際の色味や立体感を感じ取っていただけたら幸いです。

ナイスカットG 外観

山善ケトルと比べると1.5倍くらいの高さがありますが、横幅が12センチなので家電が多いキッチンに置いてもコンパクトに見えます。

▼うしろからみたナイスカットG

自然光に当てると、重厚感のあるダークブラウンが光って一層かっこいい…。

▼上部から

普段はブラックに近いブラウンの印象ですが、光を当てると高級感のあるブラウンカラーが際立って見えます。

ナイスカットGはこんな人におすすめ

コーヒー豆本来の香りを楽しみたい人
コーヒーの味に対するこだわりが強い
とにかく美味しいコーヒーを自宅で飲みたい人

カリタのナイスカットGを使うだけで、何気ない日常のコーヒーが確実に美味しいコーヒーに大変身です!

「家で豆から挽いているのにコーヒーが美味しくない」
そう感じる大きな理由の一つが、コーヒー豆の挽き方が悪いことが挙げられます。

コーヒー豆の挽き方が悪いのはどういうことか?
それは、コーヒーミルで粉砕したコーヒー粉(メッシュ)の大きさが粗くなったり細かくなったりバラバラな状態をいいます。

コーヒー粉の大きさ(メッシュ)が均一に挽けないと抽出エキスの濃度にムラがでてしまい、その結果として美味しいコーヒーができません。
このような挽きムラは、1万円以内の安価なコーヒーミルに多く見られます。

※1万円以下のコーヒーミル全てが悪いと言っているわけではありません。
値段相応の簡素な構造のコーヒーミルが散見されているためです。

ナイスカットGであれば、常に均一な挽き目(メッシュ)で挽くことができ、バランス良くコーヒーエキスを抽出できるので、だれでもかんたんに毎日美味しくコーヒーを飲むことができます。

ナイスカットG2020の商品付属内容

つい本体に注目しがちですが、付属商品も見どころ満載なので紹介します。

ナイスカットG 商品付属内容

・ホッパーのフタ(掴みやすく開閉かんたん)
・ホッパー(一度に挽けるのは50gまで)
・粉受缶(クールなカリタロゴ付き)
・ミルブラシ(豚の毛を使用)

▼ホッパーのフタ

つまみが大きくなったので、フタの開け閉めが楽になりました!

▼ホッパー

白いMAXの線が上限ライン。(上限50グラム)
「いつでも挽きたてを飲んでもらいたい」というカリタからのメッセージが汲み取れますね。

▼ステンレス製 粉受缶

縁が広がっているので、コーヒー粉を受けたらダイレクトにドリッパーに入れることができて便利です。
ステンレス製なので、錆びにくいし静電気除去効果も期待できます!

▼ミルブラシ

毛が柔らかい豚の毛を使用しているので、本体に傷をつけることなく汚れをとってくれるので重宝しています。

私がナイスカットG2020を購入した理由

いろんな種類のコーヒーミルが存在する中、私がナイスカットGを購入した理由は2つ。

私がナイスカットGを購入した理由

①高額だけど長い目で見れば格安で使用できるから
…コストはたったの20円

②ブラウンカラーがナイスカットにしかないから
…置くだけでおしゃれな部屋に変身

①高額だが長い目で見れば格安

ナイスカットGは4万円以上する高額ミルですが、長い目で見ればリーズナブルに利用することができると思ったからです。

1日1杯コーヒーを飲む人が5年以上使い続けた場合、コーヒー1杯あたり20円で美味しいコーヒーを飲むことができます。

ナイスカットG(40,000円)を、1日コーヒー1杯、5年(365日x5=1825日)使用し続けた場合

40,000 ÷ 1,825 = 21.9…円/杯

「たかがコーヒー1杯にミル代20円もかけられないよ」

そう言う方がいるかもしれませんが、コーヒーの味を強くこだわりたいのなら「格安な買い物」に感じた私は変態でしょうか?笑

当たり前ですが、長く使えば使うほどお得です。

1日に朝と夜の2杯ずつコーヒーを飲む人が10年使い続けたとしたら、コーヒー1杯あたりたったの5円で利用できます。

ナイスカットG(40,000円)を、1日コーヒー2杯、10年(365日x10=3650日)使用し続けた場合

40,000 ÷ 3,650 ÷ 2 = 5.47…円/杯

「耐久性は大丈夫なの?」
つい心配になりがちですが、ナイスカットGはもともと業務用に製造したものを元に設計されているので、一般的な電動コーヒーミルと比べれば長い間安心して使うことができます。

最低5年以上は心配なく使い続けることができます。

②プレミアなブラウンカラー

私がコーヒーミルを購入するのに、強いこだわりがありました。

コーヒーミルを買うなら、カラーはブラウンで、静電気除去機能付きのコーヒーミルがいい。

しかし現実は、理想を網羅したコーヒーミルはなく、二者択一を迫られることに・・・

静電気除去装置(ネクストG)を優先すれば、理想のブラウンは手に入らない。
理想のカラー(ナイスカットG)を優先すれば、静電気除去機能は使えない。

結局、静電気除去装置を妥協する代わり、ブラウンカラーを取ることにしました。

静電気除去装置がなくてもブラシで掃除すれば解決しますが、カラーは一度決めたら変えられないですからね。

やはり、ブラウンカラーの汎用性の高さは保証できます。

ナイスカットG2020年モデルのデメリット

デメリット①粉出口に付着する微粉

冬の時期(乾燥した部屋)は排出口まわりに豆の殻や微粉が付着しやすいので、こまめな掃除が必要なのがすこし面倒です。

コーヒー豆の微粉がつきやすいのは、コーヒーミルが豆を粉砕(カット)するときに発生する静電気が原因です。

静電気が発生するのは、ミルのモーターで発生する摩擦だったり、乾燥した空気が元となって起こります。

付着していた微粉は気にするレベルではありませんでしたが、どうしても静電気が気になる場合は、挽く前に粉受缶の中に水スプレーを吹きかけてキッチンペーパーで拭くだけでまったく微粉がつかなくなるんです。
(Twitterフォロワーさんに教えてもらいました)

粉受缶内部の空気を湿らせることで、静電気を起こりにくくさせるためです。

(水滴が残っていると、コーヒー粉が受け缶にくっついてしまうのでしっかり水滴を拭き取るようにしましょう )

100均でアトマイザーを購入できるので、静電気対策にコストをかけたくない人にぴったりです。

挽く直前に水をふきかけるだけで、粉出口に付着する微粉が激減しました。

※持続性はないのでミルで挽くたびに使うのがオススメです。

水スプレー無し水スプレー有り

スプレー1回するだけで静電気問題から解消されるなら、静電気除去機能に依存する必要はなくなりますね♪

粉受け缶の中もサラサラ♪

デメリット②1回で挽けるのは4人分まで

ホッパーに入れられる上限量が50グラムなので、一度に大人数でコーヒーを飲む頻度が多い人には不向きです。

一度に上限ラインを超えてコーヒー豆を入れてしまうと、モーターに熱がこもり故障の原因になります。
コーヒー1杯あたり10〜12gのコーヒー粉の量が必要と考えれば、一度に挽ける上限はせいぜい4杯分なので、足りない分は再度コーヒー豆を投入して挽くことになります。

とはいえ、50グラムのコーヒー豆を挽く時間はお湯を沸かす時間に比べれば大分短いので、そこまで気になりません。

ちなみに受け缶の容量も50gなので、溢れないように都度ドリッパーに移しておくように注意しましょう。

普段1杯しか入れない人は全く問題なく使うことができます。

デメリット③値上がりが止まらない

ナイスカットGを購入するにあたり、値段が一番悩みました。

ひと昔は2万だったのに、2020VER.は4万円・・・。

ナイスカットGが値上がりする理由は、製造側の都合があります。
何度も廃盤になっているナイスカットGですが、すぐに製造・販売できるのは図面が残るからです。

メーカーが工場に図面を持ち込み製造に入ると、部品のコストや新規ラインコストがかさみ、年々販売価格が値が上がりしていきました。

今後購入する予定がある人は、値上げする前に購入しておいたほうがいいかもしれませんね。

ナイスカットG2020年モデルのメリット

コーヒー豆の粒度(メッシュ)が均等に挽くことができる他に、ナイスカットGにどんなメリットがあるのかを解説します。

メリット①ホッパー内のコーヒー豆がきれいに落ちる

ナイスカットGのホッパー中央にある突起があることにより、ホッパーの中のコーヒー豆がスルスル〜っときれいに落ちていくので豆残りがありません。

一般的な電動コーヒーミルで挽くと、カッティングで跳ね返ってきたコーヒー豆がホッパーの中にコーヒー豆が1〜2粒残ってしまいます。

コーヒーミルを揺らしながら落とすのが煩わしかったのですが、ナイスカットGで挽くときれいに吸い込まれていきます。

ホッパー内にある突起が持つメリット

①コーヒー豆が多くても豆詰まりを防いでくれる
②カッターにコーヒー豆が粉砕したことによる豆の跳ね返り防止

メリット②従来モデルより使いやすくなった!

また、今回のナイスカットG2020年モデルの最大の変更点「スイッチが背面から前面にチェンジ」したことで、簡単に挽き止めできるようになりました。

ホッパーにコーヒー豆を入れる

スイッチON
⇩(放置)
スイッチOFF

コレだけ!

手挽きのような面倒さもなく、一般的な電動ミルよりもはやく挽くことができました。

そのおかげで、カッター刃の余計な摩耗を防いで、静電気が起きにくくします。

メリット③いろんな種類のコーヒーを飲める

幅広い抽出器具に対応して挽くことができるので、今後のコーヒーライフがもっと楽しくなります。

自宅で飲むコーヒーに拘っている人なら、いろんな抽出器具で試してみたくなりますよね。

たとえば、サイフォン・ペーパーフィルター・ネルフィルターを抽出方法によって挽き方は全く変わってきます。

ナイスカットGの挽き目は15種類から選べますが、ペーパーフィルター・カリタ式ドリッパー・コーヒーメーカーで抽出するなら3.5(中挽き)を基準にして2.5(細挽き)~5(粗挽き)の中で設定するのがおすすめです。

抽出器具によって挽き目を変えよう!

サイフォン挽き目ダイヤル 1(細挽き)
カリタ式
ペーパーフィルター
ネルドリップ
挽き目ダイヤル 3.5(中挽き)
パーコレーター挽き目ダイヤル 6(粗挽き)

このように、抽出器具によって挽き目(メッシュ)の基準が変わってきます。

挽き目というのは、コーヒー豆を粉の状態にした時の粒の大きさを指し、メッシュともいわれています。

ナイスカットGは、抽出方法に合った粒度(メッシュ)を15種類の粒度からかんたんに選ぶことができます。

挽き目(メッシュ)を大きくすれば、あっさりしたアメリカンみたいなコーヒーを作ることができる一方、挽き目(メッシュ)を小さくすればエスプレッソのような苦味が強いコーヒーを作ることもできます。

その日の嗜好に合わせてコーヒーを作ってみたい方にもおすすめです。

ナイスカットG2020年モデルを使ってみた

復刻版ナイスカットGが2020年モデルとして登場しましたが、実際のところ使用感はどんな感じなのかをレビューします。

①挽き目の粗さの違い
②コーヒー豆の挽き方
③お手入れの仕方

挽き目(メッシュ)の粗さの違い

挽き目(メッシュ)の粗さを幅広くコントロールできるということは、コーヒーの苦味もコントロールできる

今回は、挽き目の粗さをコントロールできるか検証するために、挽き目「1」(極細挽き)と挽き目「8」(極粗挽き)を比較してみました。

挽き目「1」極細挽き挽き目「8」極粗挽き

挽き目(メッシュ)の粗さごと、均一性は保たれているようなので安定したコーヒーの味を出せることがわかりますね〜。

おいしいコーヒーの挽き方(使い方)

①コーヒー豆をホッパーに入れる

②挽き目を設定する(挽き目2.5設定)

③前面のスイッチをON

受け缶にコーヒー粉が落ちたらスイッチOFF

⑤受け缶から挽いた粉をドリッパーに入れる

ナイスカットGのお手入れ方法【5分で手間要らず】

実際にお手入れする前は面倒臭そうでしたが、やってみると意外と簡単にできたので、週に一回ペースでも無理なくメンテナンスを続けることができました。
お手入れの時は、事故防止のため電源プラグをコンセントから抜いておいてください。

①セットネジ(両側二箇所)を左に回して取り外す


②軸受け・回転カッター軸の順番で取り外す

③軸受け・回転カッター軸についたコーヒー粉をミルブラシで落とす

▼回転軸の裏側にコーヒー粉が溜まっていることが多い

④きれいにした回転カッター軸と軸受けを差込む

⑤セットネジを右に回して完了♪

ナイスカットG2020とネクストG比較

ナイスカットGを調べるときについ比較してしまうのが、カリタコーヒーミル「ネクストG」。

自分のこだわりとコーヒーシーンをイメージしながら比較してみるのがおすすめです!

ナイスカットGとネクストGを比較した点

①スペック(機能面)
②カラー(外観)
③使いやすさ(操作性)

①機能面【ナイスカットGvsネクストG】

ナイスカットGとネクストGは、同じメーカー、同じカット方式を採用しているので、コーヒー豆のカット性能は大きな変わりはありません。

静電気除去装置がどうしても欲しい方はネクストGをオススメしますが、なるべくコンパクトに使いたい方はナイスカットGをおすすめします。

ナイスカットGネクストG
静電気除去装置の有無無し有り
静音性気にならない程度静かめ
回転数(挽くスピード)はやい   400回転/分おそい   200回転/分
ホッパー容量50グラム60グラム
受缶容量50グラム60グラム
挽き目(メッシュ)ダイヤル式  15段階ダイヤル式  15段階
サイズ(幅x奥行x高さ)mm120×229×337123x215x401
重さ2.3kg3.2kg

②カラー【ナイスカットGvsネクストG】

続いて、本体の色からみていきましょう。

現在購入できるナイスカットG2020年モデルの色は、プレミアムブラウンとインディカレッドの2種類に比べ、ネクストGはネイビーとグリーン、ホワイトの3種類です。

当然ながら、購入した後の変更はできないので、部屋のデザインに合わせやすいブラウン(ナイスカットG)かホワイト(ネクストG)がおすすめです。

ナイスカットG(4種)ネクストG(4種)
プレミアムブラウン(2020年モデル)スモーキーブルー(ネイビー)
インディカレッド(2020年モデル)アーミィグリーン(グリーン)
クラシックアイアン(2019年に廃盤)ホワイト(九州発信の限定色)
カリタブラック 蔦屋モデル(廃盤?)スタバブラック(廃盤商品)

次に、前からみたデザインをみてみましょう。

③使用感【ナイスカットGvsネクストG】

ダイヤルを回しながら挽き目を設定するとき、スムーズに使えるのかどうか、気になるところですよね。

ネクストGはシンプルなデザイン過ぎて、「いま設定どこだっけ?」と迷いがち。

ナイスカットGは、カリタマーク(挽き目3.5の目標)が分かりやすくマーキングされているので分かりやすいですね!

ナイスカットGネクストG

 

ナイスカットG2020年モデル 総合評価

今回は、ナイスカットGプレミアムブラウンを実際に使ってみた感想をレビューしました。

総合評価
価格
機能面
使いやすさ
耐久性

総合評価は、星4つ(星5つ満点)とさせてもらいました。

やはり価格が高かったですが、ストレスフリーの機能面とカリタの耐久性を考慮すれば、まだまだ購入する価値はあると思います。

 

確かに価格だけ捉えてみてみると、ナイスカットG2020年モデルは年々値上がりしています。

みるっこやネクストGを買う方も多いですが、ナイスカットGの人気も上がっているようですので、今後の値上がりを考慮すると今がチャンスかもしれませんね。

参考になれば幸いです。

それでは今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください。

宅飲み珈琲ブログのとむ(@takunomi_coffee)でした。

Have a nice drip!